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デジタルガレージ、次世代決済インフラを支えるステーブルコイン決済基盤「DG Stablecoin Payment Service™(DG SPS™)」の商用展開を始動

JCB、DGFT等の決済事業者へ提供し、加盟店の手軽な導入を目指す
AIが自律的に取引を行うエージェンティックコマースでの活用も視野に

2026.08.10

米国をはじめとするグローバル市場では、カード会社や大手決済事業者、金融機関、フィンテック企業におけるステーブルコインの活用が本格化しており、代表的な米ドル建てステーブルコイン「USDC」の流通額は約730億ドル(※1)に達するなど、主要な決済インフラとしての地位を確立しつつあります。
あわせて米国では、AIエージェントが自律的な決済を行うためのプロトコルの開発が加速しており、決済事業者においても、将来的に加盟店が人間・AIエージェント双方の決済をシームレスに受け入れるための環境構築が急速に進んでいます。

こうした市場背景を受け、国内におけるステーブルコイン決済の社会実装をリードしてきた株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:デジタルガレージ)は、ステーブルコイン決済基盤「DG Stablecoin Payment Service™(以下:DG SPS™)」 の商用展開を始動いたしました。

本基盤は、先行提供先として、株式会社ジェーシービー (本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:二重 孝好、以下:JCB)、ならびに、当社決済子会社の株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:踊 契三、以下:DGFT)への導入を予定しており、以降も多様な決済事業者やパートナー企業へ幅広く展開していく方針です。
国内外7,200万箇所の加盟店ネットワークと年間53兆3,901億円の決済取扱額(※2)を有する日本発唯一の国際カードブランド運営会社であるJCB、ならびに、年間取扱高9.1兆円、130万を超える決済拠点を支えるDGFTという強固な基盤と連携し、日本市場における次世代ステーブルコイン決済の社会実装に向け、取り組みを加速させてまいります。

※1 出典:Jul 23, 2026, Circle Internet Group Inc “Transparency & stability / Reserves composition” https://www.circle.com/transparency
※2 出典:JCBグローバルサイト「会社概要」 https://www.global.jcb/ja/about-us/company/overview/index.html

■ 本取り組みの概要と背景
デジタルガレージは2026年1月、JCBおよび株式会社りそなホールディングスと、ステーブルコイン決済の社会実装に向けた協業を発表し、実店舗での実証実験を通じた技術的・運用的課題の抽出を進めてまいりました(※3)
web3技術の発展やデジタル資産の普及に伴い、グローバルにおいては、ステーブルコインを用いた迅速かつ低コストな決済のニーズが高まっています。そして、日本国内において、ステーブルコイン決済は、インバウンド(訪日外国人)の両替負担軽減や、加盟店にとっての新たな決済手段追加など多くのメリットをもたらす一方、ブロックチェーン特有の運用やシステム構築が求められ、既存の商習慣やシステムへ適合させることが実務上の課題となっていました。
さらに決済事業者においては、新しい決済レールとなるステーブルコインの取り扱いにおける技術的な難易度の高さや、対象となるアセットや異なるブロックチェーンへの個別対応による技術的・運用的な負担の大きさという課題があります。これらを一元的に解決するソリューションとして、日本の決済市場に適応したステーブルコイン決済基盤「DG Stablecoin Payment Service(DG SPS)」 を製品化いたしました。
JCB、DGFTをはじめとする決済事業者の既存決済基盤と「DG SPS」がAPI接続することで、各事業者が有する広範な加盟店網へ向けて、ステーブルコイン決済を一気に普及・展開できる環境の構築を進めてまいります。

■ ステーブルコイン決済基盤「DG Stablecoin Payment Service(DG SPS)」の特長
1. 既存システムと変わらない容易な導入プロセス(API接続)
加盟店側でブロックチェーンに対応するための特別な運用変更や設備投資を必要とせず、既存のクレジットカードや電子マネー決済と同様にAPIで接続するだけで、手軽にステーブルコイン決済を導入できます。
2. 国内外のメジャーなステーブルコイン、チェーンをサポート
Baseチェーン上のUSDCによる支払いから対応を開始します。今後は、日本国内での実需が期待される日本円連動型ステーブルコインJPYCへの対応をはじめ、Baseに加え、Ethereum、Polygonなど主要なチェーンへの拡大を計画しており、利用者の多様なニーズに応えます。
3. エージェンティックコマース(AIエージェント決済)への対応
x402 Foundationによるx402プロトコルに対応し、AIエージェント決済も同一のインフラで提供することを目指し、エージェンティックコマース領域を見据えた機能拡張を進めます。

■ 展望
1. 訪日観光(対面決済)および越境EC(非対面決済)における加盟店メリットの創出
当社は今後、決済事業者へ向けた「DG SPS」の提供拡大を通じて、インバウンドおよび越境EC領域における加盟店事業者のメリット創出を推進してまいります。
現在、対面決済の領域では、訪日外国人の急増に伴い、決済手段に対するニーズも多様化しています。こうした変化に対応するため、加盟店事業者には、訪日外国人がより利用しやすい決済環境の整備が求められています。決済事業者に「DG SPS」をご導入・ご活用いただくことで、グローバルで共通化されたブロックチェーン基盤によるステーブルコインという新たな決済の選択肢を加盟店事業者に提供でき、より幅広い訪日外国人の決済ニーズへの対応が可能となります。
また、非対面決済の領域(特に越境EC)においても、決済手段のバリエーションを拡充し、海外ユーザーからの決済をシームレスに受け入れられる環境の整備が求められています。ステーブルコインという新たな決済の選択肢が加わることで、加盟店事業者の機会損失を防ぎ、さらなる売上向上やグローバルなマーケット拡大に寄与します。
当社は、本決済基盤の提供を通じて、対面・非対面双方における加盟店の負担軽減と、より滑らかなグローバル決済経済圏の構築に貢献してまいります。

2. 次世代決済インフラとしての確立と中長期的展望
さらに中長期的には、決済事業者が自社の決済基盤にステーブルコイン決済を円滑に取り込み、対面・非対面を問わずあらゆる商取引の選択肢として展開できるよう、次世代決済インフラとしての機能を拡充してまいります。加盟店への導入にあたっては、既存の商習慣やオペレーションへの影響を最小限にとどめ、運用の負担を増やすことなくスムーズな展開を可能にすることで、次世代決済インフラの社会全体への浸透を目指します。
将来的には、同一のインフラを活用し、自律的に経済活動を行うAIエージェントによる自動決済への対応も視野に入れ、加盟店の未来のビジネス拡張を支える基盤構築を進めてまいります。

■ ステーブルコイン決済の社会実装に向けた取り組みについて
デジタルガレージは、2026年1月に、JCBおよび株式会社りそなホールディングス(以下:りそなHD)とともに、ステーブルコイン決済の社会実装に向けた協業を開始しています(※3)。当該協業においては、実店舗におけるステーブルコイン決済に関する実証実験の実施を通じ、日本国内の加盟店におけるステーブルコイン決済の実現に向けた課題抽出と解決策の検討を進めております。

(※3) 関連リリース
2026年1月16日
デジタルガレージ、JCB、りそなホールディングス、 ステーブルコイン決済の社会実装に向けた協業を開始
〜次世代金融エコシステムの構築に向けた検討を進める〜

2026年2月19日
デジタルガレージ、JCB、りそなHD、実店舗におけるステーブルコイン決済の実証実験を開始
〜マイナウォレットとBase Appを活用し、JPYC/USDC決済を実施〜

<会社概要>
■株式会社デジタルガレージ
代表者:代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO  林 郁
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
     東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル
設立:1995年8月
事業内容:パーパス「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト” をデザインし、テクノロジーで社会実装する」のもと、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を有しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。
URL:https://www.surugaya.lol/